故パク・ジアさんの遺族、女優ヨム・ヘランに感謝 「姉の力になってくれた」

故パク・ジアさんの遺族、女優ヨム・ヘランに感謝 「姉の力になってくれた」

 【NEWSIS】脳梗塞で闘病の末に世を去った女優パク・ジアさんの遺族が、女優ヨム・ヘランに感謝の気持ちを伝えた。

 故パク・ジアさんの妹は9日、ヨム・ヘランが「2024アジア・コンテンツ・アワード&グローバルOTTアワード」で故人に言及したときの様子を収めたキャプチャー写真をソーシャルメディアに掲載した。

◆【写真】『ザ・グローリー』シーズン2 未公開スチールカット24枚を公開

 その上で「重患者室で生死をさ迷っていたとき、面会ができない状況でも何度も訪れてドアの外からであっても切ない祈りを届けてくださって、闘病中も意識がない姉の力になってくれた」「家族も知らぬ間に姉に示してくださった愛と友情を、看護師さんから伝え聞いた」と、ヨム・ヘランに対する気持ちを伝えた。

パク・ジアさんの妹は「わたしに余裕がなく、あいさつもきちんとできなかったように思うので、あらためて深く感謝申し上げます。」「一日一日、日常を取り戻す中で偶然記事を見て、母とわたしにとって大きな力になった。喜ばしい受賞の中でも姉のことを忘れずにいてくださって感謝している。おめでとうございます」と付け加えた。

 ヨム・ヘランは今月6日に開かれた授賞式で「生前わたしにいつも『幸せな俳優』と言ってくれたパク・ジアさんを記憶しつつ、安らかな眠りを祈りたい」と涙を流した。

 パク・ジアさんは先月30日、脳梗塞で闘病の末に世を去った。

 パク・ジアさんは1990年代後半、映画『Film-making』や『愛と悲しみのマリア』などに端役で出演した。2002年に映画『コースト・ガード』を通じて本格的にメディアに顔を出し演技を繰り広げるようになった。また、『1942奇談』(2007年)、『コンジアム』(2018年)などでも活躍を繰り広げた。

 特に、『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で主人公ムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)の無責任な母親チョン・ミヒ役を演じ、神がかった演技で注目を集めた。また、今年2月に終了した舞台『ワイフ』にも出演。遺作は、まだ放送されていないドラマ『サロン・ド・ホームズ』だ。

◆パク・ジアさんの訃報受け、『ザ・グローリー』で共演のソン・ヘギョ&パク・ソンフンら哀悼の意

◆訃報:『ザ・グローリー』でソン・ヘギョの母親演じたパク・ジアさん=52歳

◆【写真】『ザ・グローリー』ヨム・ヘラン、明るいほほ笑みでエネルギー発散

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース