いじめ疑惑浮上のイ・ナウン擁護し物議、クァクチューブが再び謝罪 「高慢かつ誤った判断だった」

いじめ疑惑浮上のイ・ナウン擁護し物議、クァクチューブが再び謝罪 「高慢かつ誤った判断だった」

 【NEWSIS】いじめ擁護で物議をかもしたユーチューブのクァクチューブ(本名クァク・ジュンビン)が、非難が殺到したことを受けて、結局あらためて謝罪をした。クァクチューブは「高慢かつ誤った判断で被害者にまた別の傷を与えかねないことを、深く察することができなかった」とコメントした。

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 クァクチューブは18日、動画投稿サイト「ユーチューブ」のチャンネルでこのように述べ、「今回の件で、以前のことに話がおよんで再び傷ついたであろう被害者の方々に深くおわびする。弁明の余地がない、わたしの誤り」と主張した。さらに「今回の件で自分の至らないところを強く感じ、反省した」「これからはもっと大きな責任感を持ち、何事にも慎重さを持ちたい」と述べた上で「皆さんの関心と激励の上に今のクァクチューブがあることを忘れず、自分を顧みたい。秋夕(中秋節、今年は9月17日)の連休中にご心配をおかけしたこと、あらためて深くおわびする」と謝罪した。

 クァクチューブは16日、ガールズグループAPRIL出身のイ・ナウンとイタリア・ローマを旅行する動画を投稿した。イ・ナウンはAPRIL内でいじめを主導した疑惑が浮上し、2021年に芸能界を事実上引退した。イ・ナウンは、仲間外れにしたことはないと主張してきたが、疑惑を解消することはできなかった。そんな中、クァクチューブがこの動画でイ・ナウンを擁護するかのような発言を行い、物議をかもした。

 クァクチューブはユーチューブの動画や各種番組を通じていじめの被害を語ってきた人物なので、批判はいっそう大きかった。「何の資格があって代わりに許しているのか」「被害者が加害者をロンダリングしてやるという皮肉な状況」など非難が殺到し、クァクチューブは問題の動画を非公開に切り替えた。

 インターネット世論の悪化を受け、教育部(省に相当)が、クァクチューブを前面に押し出して制作したいじめ防止公益広告動画を削除するという騒動も起きた。これによりクァクチューブは前日、「自分の個人的な感情が全員の立場にならないよう、深く考えたい」「今後、コンテンツを制作する上でもっと神経を使いたい」と謝罪した。この謝罪でも怒りの声が鎮まらなかったことから、あらためて謝罪文を発表したというわけだ。

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ソン・ジョンビン記者
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