【NEWSIS】プロポフォールや大麻など薬物を常習的に使用するなどして裁判沙汰になっていた俳優ユ・アイン(本名オム・ホンシク、37)が一審で実刑を言い渡され、身柄を拘束された。
ソウル中央地方裁判所は3日、麻薬類管理に関する法律違反(向精神薬)などの罪で起訴されたユ・アインに対し、懲役1年、罰金200万ウォン(約21万8000円)を言い渡した。また、80時間の薬物リハビリ教育プログラムの履修および追徴金154万ウォン(約16万7800円)も命じた。
裁判所は「被告人オム・ホンシクに対しては懲役刑を言い渡したため、逃走の恐れがあると懸念されることから、法廷で拘束する」と説明した。
また裁判所は、ユ・アインとともに裁判沙汰になっていたアーティスト(33)については懲役8月、執行猶予2年を言い渡し、40時間の薬物治療講義の受講を命じた。
ユ・アインは2020年9月から昨年3月にかけてプロポフォールを181回使用したほか、2021年5月から昨年8月にかけて他人名義で睡眠薬を違法に処方・購入したとして裁判沙汰になっていた。
検察は、警察から事件を送致された後、ユ・アインが知人に証拠隠滅を指示したり、米国で一行に大麻吸引を強要した状況も追加で確認した。
一緒に起訴されたユ・アインの知人は大麻を吸引し、ユ・アインと自分の犯行を隠ぺいするため、共犯者を海外に逃亡させたり、供述を覆すよう懐柔したり、脅迫したりした疑いが持たれている。
◆ユ・アイン、父親が他界…悲しみの中で殯所を守る 「持病があって闘病…享年67歳」