BTSのVとJUNG KOOK、旧「脱オタ収容所」運営者を相手取って損害賠償請求訴訟を提起

写真提供=ビッグヒット・ミュージック
▲ 写真提供=ビッグヒット・ミュージック

 【NEWSIS】グローバル・スーパーグループ防弾少年団のメンバー、VとJUNG KOOKが、動画投稿サイト「ユーチューブ」を通して自分たちをはじめK-POPアイドルを苦しめ続けてきたチャンネル「脱オタ収容所」の運営者A氏を相手取り、法的対応を行った。

 法曹関係者が16日に明らかにしたところによると、V・JUNG KOOKおよび所属事務所のビッグヒット・ミュージックは今年3月、ソウル西部地裁に、A氏を相手取って9000万ウォン(現在のレートで約986万円。以下同じ)相当の損害賠償請求訴訟を起こした。

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 当該チャンネルは、V・JUNG KOOKをはじめK-POPアイドルについてのうわさを作り、アイドルたちを苦しめてきた。Vは2021年12月、自分のうわさに言及した脱オタ収容所の動画がグローバル・ファンコミュニティ・プラットフォーム「ウィバース(Weverse)」にアップロードされると、コメントを付けて「告訴を進める」と意気込んだこともある。

 この件では、今月23日にソウル西部地裁で初公判が開かれる。

 被告は2021年から昨年7月まで、脱オタ収容所を運営した。歌手・俳優など芸能人を根拠なく中傷し、虚偽事実をばらまき、物議をかもした。

 先に、ガールズグループIVEのチャン・ウォニョンと所属事務所スターシップ・エンターテインメントが損害賠償請求訴訟を起こし、1審で勝訴した。判決で裁判所は、被告に「チャン・ウォニョンに対し1億ウォン(約1096万円)と遅延利子を支払え」と命じた。被告は判決を不服とし、現在は控訴審の裁判が行われている。また被告は、歌手カン・ダニエルの名誉を毀損(きそん)した疑いでも裁判にかけられている。

 スターシップ等が訴訟を起こすと、被告はチャンネルを閉鎖した。しかし、犯した過ちに対し相応の法的な処罰を受けるべきというのが業界の主な見方だ。

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イ・ジェフン記者 , イム・チョルヒ記者
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