【NEWSIS】JTBCが、人気グループ防弾少年団(BTS)のメンバー、SUGA(本名ミン・ユンギ、31)の飲酒運転に関する誤報をめぐり、監視カメラの映像を削除した。
『ニュースルーム』(JTBC)は7日、SUGAが泥酔状態で電動スクーターを運転する姿だとして監視カメラの映像を公開した。映像の中の人物はスクーターに乗って道路を疾走し、境界石のところを回るときに転倒した。当初、SUGAは「自宅前の門のところで転倒した」と話していたが、監視カメラの映像公開後、うそをついているのではないかとして物議をかもし、批判を浴びた。
◆【写真】休暇を終えたBTSのSUGA、「元気に行ってきました!」
しかし、該当の映像に登場する人物はSUGAではないことが分かった。SUGAが移動した方向と反対に走っており、電動スクーターの形状も違っていた。『ニュースルーム』は1週間後の14日午後、この映像を非公開処理としたり、削除するなどした。ホームページ上でも、問題となった監視カメラ映像を別の資料画面に差し替えた。JTBCはこの件に関して立場を表明していない。
この日、テレビ朝鮮やYTNなどが報じたところによると、SUGAは6日午後9時ごろ、ソウル市竜山区の漢南五差路近くの飲食店で知人らと酒を飲んだという。その後、近くにある作業室に移動し、二次会を開いた。午後11時ごろ、自分の電動スクーターに乗って歩道を走り、自宅のナインワン漢南の正門前で左折しようとして転倒した。警察はパトロール中にSUGAを発見し、飲酒検査を実施した結果、血中アルコール濃度は0.227%で免許取り消し水準(0.08%以上)を超えていた。ソウル竜山警察署は近いうちにSUGAを呼び、飲酒量などを調べる方針だ。
なお、SUGAは昨年9月から社会服務要員(旧・公益勤務要員、兵役の代わりに公的機関で働く)として代替服務している。召集解除は来年6月の予定だ。
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