警察「SUGAの飲酒運転めぐり移動経路を確認…出頭日は調整中」

　【NEWSIS】警察が、酒を飲んで電動スクーターを運転したとして立件されたアイドルグループ防弾少年団（BTS）のメンバー、SUGA（本名ミン・ユンギ、31）の動線を逆にたどっていったと説明した。

　ソウル・竜山警察署は間もなくSUGAを正式に出頭させ、飲酒量などを具体的に調べる方針だ。

　ソウル警察庁の関係者は12日、定例の記者懇談会で「転倒事故が発生した場所から動線を逆にたどっていき、移動経路を確認した」とし、「被疑者側と出頭の時期を調整している」と打ち明けた。

　SUGAが非公開での出頭を求めたのかという報道陣の質問には「まだ連絡を受けていない」と答えた。

　SUGAは今月6日の夜、ソウル市竜山区漢南洞の路上で、酒を飲んだ状態で電動スクーターに乗り、転んでいたところを発見された。

　付近をパトロールしていた警察がSUGAを発見し、飲酒測定をした結果、血中アルコール濃度は0.227％で、免許取消基準（0.08％以上）を超えていることが分かった。

　警察はSUGAの免許取り消しのための行政処分手続きに入った。道路交通法等によると、運転免許取り消し処分を受けた者は、その事由が発生した日から七日以内に住所地を管轄する市・道警察庁長に運転免許証を返納しなければならない。

　なお、SUGAは2023年9月から社会服務要員として代替服務を続けており、25年6月に招集解除される予定だ。