【NEWSIS】プロポフォールや大麻など薬物を常習的に使用した罪などに問われているユ・アイン(本名オム・ホンシク、37)の裁判で、検察が懲役4年を宣告するよう裁判部に求めた。
ソウル中央地裁刑事合議25部(池貴然〈チ・グィヨン〉部長判事)は24日、麻薬類管理に関する法律違反(向精)などの罪で起訴されたユ・アインほか一人の公判を開いた。
◆【写真】ユ・アイン、スマートなスーツ姿で7回目の公判に出廷
検察はユ・アインに対し懲役4年および罰金200万ウォン(約22万3000円)、追徴金およそ150万ウォン(約16万8000円)を求刑した。共犯として起訴されたもう一人の被告に対しても懲役4年を求刑した。
ユ・アイン側は最終弁論で「うつ病や不安障害、不眠症などに苦しんでおり、精神健康医学科でも入院および睡眠麻酔剤の服用を勧められた」と反論し、情状酌量を求めた。
ユ・アインの代理人は「かなり前からうつ病や不安障害など精神的疾患を患っており、職業的特性上、不規則な生活パターンで睡眠障害を抱えている」とした上で「空白期間なしに多くの映画や広告を撮影し、睡眠障害が悪化した。数日にわたり一睡もできないこともあった。睡眠麻酔剤が必要だという医師の専門的な判断の下に行われた」と強調した。
ユ・アインは最終陳述を通じて「わたしは今回の事件を経る中で、自分の人生全体を振り返る時間を持った」とした上で「恥さらしなことではあるが、こうした時間を通じて、よりいっそう成熟し責任感ある人間として生きていくことを固く誓った」と述べた。
裁判部は、判決公判の期日を9月3日に指定した。
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