「過剰警備」で物議のピョン・ウソク、人権委に提訴された

「過剰警備」で物議のピョン・ウソク、人権委に提訴された

 【NEWSIS】俳優ピョン・ウソクが過剰警備問題で国家人権委員会に提訴された。

 あるオンライン・コミュニティには14日、「ピョン・ウソク過剰警備問題、『人権侵害』で人権委に提訴した」というタイトルの文章が掲載された。作成者は「ピョン・ウソクはゲートの10分統制、航空券の検査、ライトを当てる行為など、過剰警備で物議をかもしている」とした上で「国家人権委員会法による『人権侵害』と判断し、本日国民申聞鼓(韓国政府へのオンライン通報窓口)の陳情を通じて提訴した」とつづっている。

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 この人物は、苦情申請を完了した画面をキャプチャーして公開した。国家人権委員会が2003年、仁川空港旅客ターミナル常駐スタッフが特殊警備員たちから財布など所持品の検査を受け、人格的に屈辱を感じたとして受け付けられた苦情に関し「同意」の意見を示したケースも例示している。そして「国家人権委員会法第30条第1項により、ピョン・ウソクの過剰警備問題による人権侵害事件を徹底的に調査してほしい」とした上で「違法行為が見つかった場合、同法第34条第1項により、検察総長または管轄の捜査機関の首長に捜査の開始と必要な措置を依頼するなど、厳重に処分してほしい」と求めた。

 ピョン・ウソクは5月に終了したドラマ『ソンジェ背負って走れ』(tvN)でスターの仲間入りを果たした。12日にアジア・ファンミーティング・ツアーのため香港に出国する際、警備問題で物議をかもした。警備会社は、多くの人たちが押し寄せるのを防ぐためとして空港のゲートを統制し、ラウンジにいた乗客にライトを当て、航空券の検査をした。この動画がSNSなどを通じてシェアされ、「皇帝警護」という批判を浴びた。

 警備会社は「乗客の皆さんにご不便をおかけして申し訳ない」とした上で「(ピョン・ウソクは)最近ファンが増え、事故が懸念される。再発防止のため教育を行う予定だ」と謝罪した。一方、ピョン・ウソクの所属会社VAROエンターテインメントは過剰な警備を要請したことはないとした上で「市民の皆さんにご不便をおかけして本当に申し訳ない」とコメントした。

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チェ・ジユン記者
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