徴兵：防弾少年団JIN、12日除隊…「現場訪問は控えてほしい」とファンに呼び掛け

　【NEWSIS】人気グループ防弾少年団（BTS）の最年長メンバー、JIN（本名キム・ソクジン）の除隊を翌日に控え、ファンたちの間で歓迎ムードが高まっている中、所属事務所がファンに対し、除隊現場への訪問を自粛するよう要請した。

　防弾少年団の所属事務所BIGHIT MUSICは11日、グローバル・ファン・コミュニティ・アプリ「Weverse」を通じ、「JINは陸軍現役で兵役を全うし、満期除隊を控えている。除隊日は多数の将兵が共にする場だ」と説明した。

　そして「除隊当日、別途イベントは行わない。混雑による事故防止のため、ファンの皆さんは現場への訪問を控えていただきたい」と求めた。

　また「JINに対する温かい歓迎と激励は、心の中で送ってくださるようお願いしたい。ファンの皆さんがJINに送ってくださる声援と変わらぬ愛にいつも感謝している」とコメントした。

　JINは12日、これまで服務してきた京畿道漣川郡の陸軍第5師団新兵教育大隊を除隊する。兵役中の防弾少年団メンバーが、JINの除隊を祝うために全員休暇を取ったという話もある。JINがグループで最初に除隊するだけに、意義深いというわけだ。

　ただし、防弾少年団のメンバーが現場で出迎える可能性は低い。当日はARMY（防弾少年団のファン）や報道陣が多数集まることが予想されることから、混雑を避けるためだ。安全のため、公式の除隊式も行わない。

　その代わり、JINは除隊翌日、防弾少年団デビュー11周年記念日の13日にオフライン・イベントでARMYと顔を合わせる。

　毎年防弾少年団のデビュー日を記念して行われてきた「FESTA」の一環として行われるイベントで、「JIN’s Greetings」では1000人を対象としたハグ会を実施。ファンミーティングのような「2024年6月13日のソクジン、天気は晴れ」にも出演する。

　JINは今年下半期に初のソロアルバムをリリースする予定だ。グループ活動再開は来年下半期になるとみられる。