米誌タイム「『ソンジェ背負って走れ』は今年最高のKドラマ」

米誌タイム「『ソンジェ背負って走れ』は今年最高のKドラマ」

 【NEWSIS】米誌タイムがドラマ『ソンジェ背負って走れ』(tvN)について、「現在まで、今年最高のKドラマ」と絶賛した。

 タイムは5月30日、「『ソンジェ背負って走れ』がフィナーレを飾り、今年最高のKドラマになった方法」というタイトルの記事を掲載した。「2024年は半分残っているが、今後『ソンジェ背負って走れ』から今年最高の作品というタイトルを奪おうとする韓国ドラマは、ありとあらゆる努力をしなければならない」とした上で「このドラマは身近なジャンルを用い、スリリングで予想外の感動的な物語をつくり上げた」と絶賛した。

◆【写真】『ソンジェ背負って走れ』ピョン・ウソク&キム・ヘユン 結婚式シーン写真公開

 「時間旅行のプロットは実際には存在しないので、論理的に証明するのは難しい。このようなジャンルにリアリズムの負担を強いるのは愚かだが、すべての物語がそうであるように、時間旅行の物語もきちんと機能するためには、内部の論理と一貫性がなければならない」とした上で「このドラマは避けられない運命と、それに抵抗するさまざまな種類の愛を中心テーマとして構成されている。時間はもちろん、運命を超越するラブストーリーを届け、その過程で高校・大学・職場でのロマンスという三つの物語を利用した」と説明した。

 タイムは 「イム・ソル(キム・ヘユン)のハッピーエンドはリュ・ソンジェ(ピョン・ウソク)との関係だけではなく、映画監督になるという夢を広げることができる機会で表現した点も注目に値する」と指摘した。「障害をハッピーエンドのために克服したり、治療しなければならない障害物として描写したのは残念だ」とした上で「第1話でソルの障害を悲劇的に描写せず、個人ではなく社会の足りない面をあらわにする役割として活用した。このような肯定的な表現は、ソルが時間旅行を始めると同時に消えていく。ソルのハッピーエンドに障害が含まれていたら、画期的なことだっただろう」と分析した。

 このドラマは、悲劇的に人生を終えたトップスターのソンジェと、彼を救うため過去に戻ったソルのロマンスを描いた作品。視聴率は4-5%台(ニールセン・コリア調べ、全国有料世帯基準)にとどまったが、話題性で1位を総なめにした。ポップアップストアや最終回団体観覧イベント、ピョン・ウソク・ファンミーティングのサイトのサーバーがダウンし、完売となり、20-40代の女性の間でまさにシンドローム級の人気を博した。

◆ピョン・ウソク&キム・ヘユン 結婚シーン写真公開…美男美女ビジュアル

◆人気上昇中のピョン・ウソク、プライバシー侵害を訴える 「自宅への無断訪問に法的措置」

◆【写真】ピョン・ウソク×キム・ヘユン『ソンジェ背負って走れ』制作発表会

チェ・ジユン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース