【NEWSIS】ガールズグループNewJeansの所属事務所ADORのミン・ヒジン代表取締役が、親会社HYBEを相手取って提起した議決権行使禁止の仮処分申請を裁判所が認めたことに関連して、所感を表明した。
ミン代表取締役は31日午後、ソウル市中区のプレスセンターで記者会見を開き、「幸いなことに勝訴してごあいさつすることになり、心が軽い。ひとまず私どもの状況と考えを申し上げるのが良いように思われるので、記者会見をすることになった」と説明した。
◆【写真】「代表取締役ポスト維持」ミン・ヒジン氏、笑顔の記者会見
ミン代表が記者会見を開くのは、話題になった4月25日の初会見以来およそ1カ月ぶりだ。
ミン代表は「(最初の)記者会見をして1カ月の間に起きたことは、人生においてあまりに、あまりにつらい事件だった。二度と起きないでほしい。私にとっては非常につらいひとときだった。感謝したい方が多いので、その方々に感謝のあいさつを申し上げたい」と、今にも泣き出しそうに語った。
また「周囲の方々よりも、私のことを知らないのに、一度も会ったことのない方々がたくさん応援してくださって、DMやコミュニティを通して私を支持し、応援してくださった方が大勢いて、とてもうれしかった。その方々のお陰で、私は異常な選択をせずにいられたように思う」と付け加えた。
HYBEは裁判所の意向を尊重するとして、31日午前に開かれたADORの臨時株主総会でミン代表取締役の解任に関する議決権を行使しなかった。なおミン代表側は、ADOR取締役も解任してはならないと主張したが、HYBEは予想通りミン代表を除く経営陣を入れ替えた。
これによりADOR取締役会は、ミン代表対HYBE側の人物3人という形の1対3の構図に再編された。取締役会で決定すべき重要案件を巡り、双方が合意に至る上で摩擦があるだろうと見込まれている。ミン代表取締役は、およそ1カ月ぶりとなる31日午後の記者会見で、自身の側近らを取締役から解任したことに対して抗議するものとみられる。
◆ミン・ヒジン代表、涙の記者会見…I’LL-ITのディレクターが投稿した写真に注目