【NEWSIS】ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)の所属事務所ADOR(アドア)ミン・ヒジン代表と、その親会社で総合エンターテインメント企業HYBE(ハイブ)の法的な争いが長期化の兆しを見せている。業界関係者が19日に明らかにした。
業界関係者によると、NewJeansメンバーの両親たちは14日、ENT法律事務所カン・ジンソク弁護士(48)=司法研修院第41期=を通じ、嘆願書(陳情書)を提出した。カン弁護士を選任したということだ。
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カン弁護士はマネジメント会社と所属タレント間の契約トラブルや出演料トラブルなどの訴訟を専門に担ってきた。また、韓国芸能マネジメント協会の顧問弁護士として、練習生たちに専属契約に関する講義などもたびたび行っている。
カン弁護士も自身のブログなどに専門業務として「専属契約書検討」「専属契約解除」「専属契約違反の損害賠償」などを挙げている。
ミン・ヒジン代表はこれにより、HYBEを相手取り起こした議決権行使禁止仮処分の結果とは別に、NewJeansの両親たちと共にHYBEとの専属契約の可否についても争おうとしているのではないか、という見方も出ている。
NewJeansメンバーの両親たちが提出した嘆願書の骨子は、ミン・ヒジン代表と一緒にいたいという内容だという。これとは別に、NewJeansのメンバー5人が今回の仮処分審理当日に提出した嘆願書にも同様の内容が盛り込まれていると言われている。
メンバーたちが嘆願書を提出したのにもかかわらず、HYBEは「NewJeansは我々の大切なアーティストだ」として、東京ドームで来月開催されるファンミーティング「Bunnies Camp 2024 Tokyo Dome」まで支障のないよう、スケジュールを進めていく方針だ。
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