キム・ホジュン、酒は飲んでいないと言うが…国立科学捜査研究院「事故前に飲酒と判断」

　【NEWSIS】当て逃げ事故を起こしたトロット（韓国演歌）歌手キム・ホジュンが予定通りコンサートを強行する中、国立科学捜査研究院が、キム・ホジュンが交通事故を起こす前に飲酒していたと判断されると鑑定したことが分かった。

　あるメディアは「国立科学捜査研究院は『キム・ホジュンが事故後尿を採取するまで約20時間たっていたことを考えると、飲酒判断基準以上に飲酒代謝体が検出され、事故前に飲酒していたと判断される』との所見を述べたことが分かった」と報じた。

　キム・ホジュン側は、遊興施設を訪問したのは事実だが、酒は飲んでいないと主張している。「コンサートを控えており、酒杯に口は付けたが酒は飲まなかった」という。所属事務所THINKエンターテインメントは「キム・ホジュンはあいさつをするために立ち寄っただけ」と主張している。

　これに先立ち、キム・ホジュンが9日、交通事故が起きる前に訪問した場所は女性が接客する高級遊興施設だとする報道も出ている。会員制で営業している場所だという。

　報道によると、キム・ホジュンは飲酒したかどうかにかかわらず提供される遊興施設のサービスを利用し、店の運転代行ドライバーが運転してくれる車に乗って帰宅したという。その後、自分の高級外車に乗り換え、自ら運転して別の酒の席に向かう途中、当て逃げ事故を起こしたとのことだ。

　警察はキム・ホジュンの今回の事故について、所属事務所による組織的な隠ぺいの可能性があるとして捜査を拡大している。公務執行妨害や証拠隠滅の罪などを適用した。

　なおキム・ホジュンは、慶尚南道昌原で開催される『TVAROTTIクラシック・アリーナ・ツアー2024』を予定通り開催すると発表している。