当て逃げ疑惑のキム・ホジュン、パニック障害のせいだと言うが…運転手すり替えでどんな処罰を受けるのか

写真提供=THINKエンターテインメント
▲ 写真提供=THINKエンターテインメント

 【NEWSIS】当て逃げ事故を起こしたトロット(韓国演歌)歌手キム・ホジュンに運転手のすり替え疑惑が浮上している中、所属事務所THINKエンターテインメントのイ・グァンドゥク代表が、自分が指示したことだと打ち明けた。

 警察は16日、ソウル市江南区で交通事故を起こし逃走した歌手キム・ホジュンに対し、運転手のすり替えなど追加で容疑を適用することを検討していると発表した。

◆【写真】キム・ホジュンなど…ソウル歌謡大賞に出席したスターたち

 事故発生からおよそ3時間後の今月10日午前、キム・ホジュンのマネージャーA氏は警察署を訪れ、自分が事故を起こしたと自首したが、警察の追及を受け、キム・ホジュンが運転していたと主張を変えた。

 運転手のすり替えが事実だということが明らかになれば、A氏は犯人隠避罪に問われる可能性が高い。

 刑法第151条によると、罰金以上の刑に該当する罪を犯した者を隠匿または逃避させた者は、3年以下の懲役または500万ウォン(約57万円)以下の罰金に処する。刑事事件の場合、5年以下の懲役または700万ウォン(約80万円)以下の罰金に処する。

 そんな中、キム・ホジュンの親せきとして知られるイ・グァンドゥク代表は16日、立場を表明し、「このすべてのことは、わたしがキム・ホジュンの代表として、親せきとして、キム・ホジュンを過剰に保護しようとして生じたこと」と主張した。

 イ・グァンドゥク代表は「キム・ホジュンが個人的な用事で自分の車を運転して移動中、運転ミスにより事故が発生し、事故当時ひどいパニック状態に陥り、誤った判断をしたようだ」と説明した。

 そして「事故後、マネージャーから電話があり、事故のことを知った。そのときにはすでに、事故後深刻なパニック状態に陥り、誤った判断によってキム・ホジュンが事故処理をせず、車両を移動していた」とした上で「その後、こうした事故の当事者がキム・ホジュンだということが分かれば非常に大きな騒動になると思い、とても怖かった」と打ち明けた。

 さらに「現場に先に到着した別のマネージャーが本人の判断でメモリーカードをまず取り除き、自首したとされるマネージャーにキム・ホジュンの服に着替えさせ、代わりに処理してほしいと所属事務所代表のわたしが依頼した」と説明した。

◆当て逃げ疑惑のキム・ホジュン、マネージャーがキム・ホジュンの服に着替えて自首していた

◆トロット歌手キム・ホジュン、タクシーと接触事故を起こし逃走…警察は飲酒運転の可能性も念頭に捜査

ファン・ジンヒョン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース