【NEWSIS】俳優イ・ソンギュンさんの遺作の一つである映画『幸せの国』が今年8月に公開される。映画制作会社NEWが10日、このニュースと共にポスター第1弾を公開した。
この作品は、1979年10月26日の朴正煕(パク・チョンヒ)大統領暗殺後の物語を映画化した。大統領を殺害した罪で法廷に立つことになったパク・テジュと、彼を弁護するチョン・イヌの物語を描く。イ・ソンギュンさんがパク・テジュを、チョ・ジョンソクがチョン・イヌを演じた。さらにユ・ジェミョンが同事件の核心人物の一人チョン・サンドゥ役を務めた。演出は、観客動員数1000万人を超えた映画『王になった男』(2012)を手掛けたチュ・チャンミン監督。今回公開されたポスターには、囚人服を着て法廷に立つイ・ソンギュンさんの姿が収められている。
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『幸せの国』は昨年末、イ・ソンギュンさんが薬物を使用したとして警察の取り調べを受けることになったため、公開が無期限延期されていた。イ・ソンギュンさんは警察の取り調べを受けているさなか、12月27日にこの世を去った。『幸せの国』と同じく、イ・ソンギュンさんの遺作である映画『脱出:PROJECT SILENCE』も、今年中の公開を目指して準備中だという。
なお、『幸せの国』の具体的な公開日は未定だ。
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