【Pickcon】昨年12月にこの世を去った俳優イ・ソンギュンさんの主演作『眠り』がフランスの「ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭」で大賞の栄誉に輝いた。
『眠り』は29日、フランス・ジェラルメで開かれていた「第31回国際ファンタスティカ映画祭」で大賞を授与された。同映画祭で韓国映画が大賞を取るのは、『箪笥』(2003)が大賞に相当する最優秀作品賞に輝いて以来、20年ぶりの快挙だ。
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『眠り』は、ヒョンス(イ・ソンギュン)の睡眠中の異常行動のせいで、妻スジン(チョン・ユミ)との間に起きる出来事を描いた映画。ポン・ジュノ監督の弟子として知られるユ・ジェソン監督の長編映画デビュー作で、韓国国内では昨年9月に公開された。
一方イ・ソンギュンさんは昨年、薬物使用の疑いで10月から警察の取り調べを受けていたが、12月27日にソウル市内の公園に駐車した車の中で意識不明の状態で発見され、病院へ搬送されたが帰らぬ人となった。
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