【Pickcon】ソ・ジョンヒが抗がん剤治療を受けていたころを回想した。
ソ・ジョンヒは1日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」で李海仁(イ・ヘイン)の詩の一節をシェアし「抗がん剤治療をするときは、本当に水を飲むことができなかった。唇はまさに、コンクリートの床のようだった。干上がった水田だった。もともと水をあまり飲まなかったこともあり、水を薬だと思うとさらに吐き気がした。そんなとき、修道女の李海仁さんの詩をノートに書き写しながら涙を流した」とつづった。
◆【写真】61歳ソ・ジョンヒ、おさなごのように…時には少女のように
「水を一口飲むのもつらい私に、ある日、きれいな栄養士が笑いながら言った。水も食べ物だと思って本当にゆっくりと、味わってかんで召し上がってください。その後、私は風も日差しも空気も食べ物だと思い、ゆっくりかんで食べる練習をしている。ありがとう、ありがとうと祈りながら…時には飲み込むのがつらい人生の味も、かめばかむほど新しいものだということをあらためて知った」
さらにソ・ジョンヒは「水も食べ物だと思いながら、無理矢理流し込んで吐いて、また流し込んで吐いて、食べ物を食べてまた吐いて、そうしながら抗がん剤に耐えた。風も日差しもありがたいと思いながら祈った。飲み込むのがつらい自分の人生の瞬間も、目をぎゅっと閉じて深呼吸する。ぐっとこらえて感謝しながら祈った」と説明した。
そしてソ・ジョンヒは「作家の趙京蘭(チョ・ギョンラン)が言っていた。生きていてよかった、と」「こうして写真も撮っているし、生きていてよかった」と、現在の暮らしに満足している様子を見せた。書き込みと併せてソ・ジョンヒが公開した写真には、61歳とは思えない少女のようなビジュアルを誇る姿が収められている。
ソ・ジョンヒは昨年、乳がんで闘病生活を送った。最近健康を取り戻し、建築デザイン・グループを設立して活動に乗り出すだけでなく、6歳年下の建築家キム・テヒョンとの交際を公表して話題になった。
◆【写真】ソ・ジョンヒ 6歳年下の恋人と一緒にグラビア…ロマンチックな瞬間