【NEWSIS】女優キム・スミと息子のチョン・ミョンホ氏が、一緒に営んでいた食品会社から横領の疑いで訴えられた。
キムチやケジャン(ワタリガニを漬け込んだ韓国料理)など加工食品の販売を手掛ける流通会社(株)アサガオF&Bは16日、特定経済犯罪処罰等に関する法律違反(横領)の容疑で、キム・スミ親子に対する告訴状をソウル・竜山警察署に提出したという。「ザ・ファクト」が22日に報じた。
◆【写真】ソ・ヒョリム「優雅なウエディングドレス姿」結婚式の写真公開
同社の法律代理人を務める法務法人ヨンドンは「キム・スミとチョン氏が取締役および株主として数回にわたり、アサガオF&Bの固有ブランドである『キム・スミ』を第三者に無断で渡して個人的に金品を授受し、会社に損失を与えた」と主張している。
一方、チョン氏は「排他的独占使用権を許諾したことはない」という立場だという。
また、同社関係者はザ・ファクトに対し「チョン氏と女優ソ・ヒョリムが結婚する際、ソ・ヒョリムに贈った高価なギフト、家の保証金や家賃、キム・スミ・ホームショッピング出演コーデ費や交通費などを会社の金で処理した」と語った。
チョン氏はアサガオF&Bが設立された2018年から社内取締役として、21年3月からは代表取締役として在職していた。昨年11月に理事会の決定で解任され、取締役の身分となっている。その後、会社側とキム・スミ親子の対立が深まった。
チョン氏は「会社側が自分と母を告訴したというのは全く理屈に合わない。会社は、私を告訴した現在の代表取締役の致命的な誤りが明らかになって困難に直面し、まず私の方から相手側に対して横領詐欺と私文書偽造の2件で告訴した状態」と、ザ・ファクト側に伝えた。
これについてソ・ヒョリムの所属事務所INUREエンターテインメントの関係者は「家族のことなので見解表明には慎重な立場を取っている。夫チョン氏の法務法人がじきに見解を伝えるはず」と語った。ソ・ヒョリムは現在、米国ハワイに滞在している。
ソ・ヒョリムは2019年にチョン氏と結婚。娘が1人いる。姑に当たるキム・スミと各種バラエティー番組で共演した。