G-DRAGONの薬物使用で波紋、BIGBANG完全体でのカムバック白紙化か

写真=ユーチューブのチャンネル「ELLE KOREA」のキャプチャー
▲ 写真=ユーチューブのチャンネル「ELLE KOREA」のキャプチャー

 【NEWSIS】人気グループBIGBANGのメンバー、G-DRAGON(本名クォン・ジヨン)が薬物を使用したとして立件されたのを受け、完全体でのカムバックが事実上白紙となる見通しだ。

 G-DRAGONは昨年10月、ユーチューブ・チャンネルを通じて公開されたファッション誌「ELLE KOREA」とのインタビューで、やや大げさな表情や震えた声、身振りなどを見せ、ファンたちから心配の声が上がっていた。

 特にG-DRAGONの薬物スキャンダルがもどかしい理由は、G-DRAGONが今年カムバックを予告していたからだ。G-DRAGONは今年初めにYGエンターテインメントが公開した動画で「2023年は一生懸命にやると申し上げたい。いろいろ多様な活動を通じてお目にかかる予定だ。アルバムも準備している」と打ち明け、6年ぶりのソロ活動を予告していた。また、6月にYGエンターテインメントとの専属契約が満了となったが、G-DRAGONはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じ、繰り返しソロでのカムバックを予告する投稿をアップし、ファンたちの関心を集めていた。

 さらに、G-DRAGONは4月にBIGBANGのメンバー、SOL、D-LITEと一緒に撮った写真を公開し、3人組となったBIGBANGとして、完全体での活動への期待感を高めていた。しかし、今回の薬物スキャンダルで波紋が広がり、G-DRAGONのソロ活動およびBIGBANG完全体としてのカムバックは消えた、というのが大方の反応だ。

G-DRAGONの薬物使用で波紋、BIGBANG完全体でのカムバック白紙化か

 2006年にデビューし、今年18年目を迎えたBIGBANGは、「LIES」「LAST FAREWELL」「一日一日」「FANTASTIC BABY」「BANG BANG BANG」など多くのヒット曲を生み、K-POP第2世代を代表する男性アイドルグループとなった。しかし、G-DRAGONや元メンバーのT.O.Pがそれぞれ薬物スキャンダルで物議をかもし、元メンバーのV.Iはいわゆる「BURNING SUN(バーニングサン)」事件の中心人物として名指しされ実刑判決を言い渡されるなど、何度もスキャンダルの中心人物になってきた。

◆【写真】BIGBANG「4カ月ぶり韓国で『完全体』」

チョン・ジェギョン記者
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