ASTROの故ムンビンさん「すごくつらい　僕が我慢しなければ…」ライブ放送で心境を吐露

　【SportsChosun】男性アイドルグループASTRO（アストロ）のメンバー、ムンビンさんがこの世を去った。25歳だった。突然の悲報に多くの人々がショックを受けている。

　警察などによると、ムンビンさんは19日午後8時10分ごろ、ソウル市内の自宅で死亡しているのが発見されたとのことだ。マネージャーがムンビンさんの自宅で遺体を発見し、警察に通報したという。

　ムンビンさんは同じグループのメンバー、ユンサナとMOONBIN ＆ SANHA（ムンビン・アンド・サナ）というユニットを結成し、韓国をはじめアジア8都市と南米3カ国でツアーを行っている最中だった。ムンビンさんはタイのバンコクでのファンコンサートを終えた後のライブ放送で、体調を崩してつらい思いをしていたことをファンに率直に打ち明けていた。

　ムンビンさんはこの時、「告白することがあります。つらかったです。そうした様子を見せないようにしたけど、コンサートの時は少し出てしまった気がします。ごめんなさい」と謝罪し、「もっと良くなるように頑張っています。運動もして、一つ、また一つとできないでいることをします。僕は幸せだから、ファンの皆さんも幸せにしてあげなきゃ。僕が選んだ職業なので、僕が我慢しなければなりません」と語っていた。

　ムンビンさんは1998年生まれ。2009年にKBS第2のドラマ『花より男子～Boys Over Flowers』（韓国版『花より男子』）で俳優キム・ボム演じるソ・イジョン（西門総二郎）の小さいころを演じてデビューした。また、K-POP界には2016年にASTROのメンバーとしてデビューして人気が出た。最近もグループ内ユニットのMOONBIN ＆ SANHAで活動するなど、盛んに活動していた。

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