キム・ギドク監督、ラトビアで新型コロナにより死亡か

 キム・ギドク監督が11日(現地時間)、ラトビアで新型コロナウイルス感染症による合併症で死亡したというニュースが報じられている。ロシアの消息筋はこの日、本紙による電話取材で「キム・ギドク監督がラトビアの病院で死亡したというニュースがある」とした上で「ラトビア政府側もこれに関する正確な事実関係を調べている」とコメントした。

 消息筋によると、キム・ギドク監督は先月20日ごろ、ラトビアに入国したという。キム・ギドク監督はラトビアの映画関係者の支援を受けて現地で宿泊先を得て生活していたが、最近新型コロナウイルス感染症の症状が出て、病院に入院したという。そして、治療の甲斐なく息を引き取ったとのことだ。

◆【写真】映画『ピエタ』出国記者会見

キム・ギドク監督、ラトビアで新型コロナにより死亡か

 外交消息筋は「病院の厳格な個人情報保護により、キム・ギドク監督の死をめぐり、まだ正確に確認できていない状態」とコメントした。

 韓国外交部(省に相当)は本紙の取材に対し、「外交当局もキム・ギドク監督に関するかんばしくない情報を受け、現在、現地の公館などを通じて事実関係を確認しているところ」とした上で「迅速に把握したい」とコメントしている。

ノ・ソクチョ記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>