Red Velvetアイリーンがパワハラ騒動で謝罪、脱退求める声も

 【NEWSIS】女性アイドルグループRed Velvetのメンバー、アイリーンがパワハラがあったことを認め、謝罪した。しかし、追加の暴露が相次いでいることにより、騒動は収まっていない。

 アイリーンは22日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「私の愚かな態度や軽率な言行によりスタイリストさんの心を傷つけてしまい、心から申し訳なく思っている」と書き込んだ。さらに「これまでともに頑張ってきてくださった多くの方々の助けがあったのに、大人げない行動で傷つけてしまった点、後悔しているし、反省している」とした上で「今回の件を通じて、これまでのことを振り返ってみると、私の至らぬ言行がとても恥ずかしく、スタッフの皆さんの大切さを改めて感じた」とつづっている。

 アイリーンは「これからはこのようなことがないよう、よりいっそう慎重に考え、行動していきたい」とした上で「至らぬ私を応援してくださるファンの皆さん、今回の件でご心配をおかけしたすべての皆さんに心からおわびする」と重ねて謝罪した。

 所属事務所SMエンターテインメントもこの日、「直接お会いして謝罪した。このようなことが二度とないようにしたい」とコメントした。

Red Velvetアイリーンがパワハラ騒動で謝罪、脱退求める声も

 これに先立ち、スタイリスト兼エディターのAさんは20日、SNSで女性芸能人からパワハラを受けたことを告白。Aさんは「すでに彼女に会う前に話を聞いていただけでも心の準備が必要なくらいだったが、きょうその主人公から電気針を刺されて言葉を失った」とした上で「この世界で15年間にわたりいろいろな人間を見てきたし、人生史に屈服したと思っていたので、もうほとんど楽だと思っていたら違っていた。地獄のような20数分間だった」と書き込んだ。

 該当の芸能人が誰なのかについては直接言及していないが、文章の最後にRed Velvetの曲のタイトルである「psycho」やRed Velvetのアイリーンとスルギの曲のタイトル「monster」をタグ付けしていた。その後、パワハラの当事者がアイリーンだという疑惑が浮上し、物議をかもした。

 なお、パワハラ疑惑を暴露したスタイリストはアイリーンの謝罪を受けた後、該当の投稿を削除した。

 しかし、大衆の反応は冷たい。コミュニティーサイト「DCインサイド」のRed Velvetのギャラリー(掲示板)では、一部のファンたちがアイリーンの脱退を求めるコメントを掲載している。一部のファンたちは「アイリーンが引き続きRed Velvetのメンバーとして活動するならば、この事件が烙印のようにつきまとい、グループのイメージダウンが避けられない」として「アイリーンが今後グループ活動を続けるのは非常に不適切だ」と指摘した。

 さらに、一緒に作業をしたとみられるスタッフたちの暴露も続いている。アイリーンの行動について証言する投稿がコミュニティーに相次いで書き込まれており、騒動はなかなか収まらなそうだ。一緒に作業したとされるスタッフたちは「結局起こるべくして起こった」「ただそういう性格の人だった」などの反応を示している。

キム・ジウン記者

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