俳優チョ・インソンが2007年に亡くなった女優チョン・ダビンさんにまつわる思い出を語った。
8日の『MBCスペシャル』「青春ドキュメンタリー 再び、はたち 第2部」では、かつて大人気を呼んだシチュエーション・コメディー『ニューノンストップ』の出演者たちが16年ぶりに再会した様子が放送された。『ニューノンストップ』は2000年から2002年まで放送されたMBCのシチュエーション・コメディーで、チョ・インソン、イ・ミヌ、チョン・ダビンらが出演した。
出演者たちは07年にこの世を去ったチョン・ダビンさんの思い出を語り合った。パク・キョンリムは「愛らしくて話し方も行動もかわいい人だった」と振り返った。
チョン・ダビンさんは『ニューノンストップ』に続いて出演したドラマ『屋根部屋の猫』(03年)で一躍人気女優になったが、07年に26歳で死去した。当時、うつ病を患っていたと報道された。遺書は見つかっていないが、ミニホームページに自身の心の内をさらけ出す文を掲載していた。
チョ・インソンは「(遺体が安置されている)祭壇に行くのは容易でなかった。とても胸が痛んだ」と重い口を開き、「(チョン・ダビンさんの状況を)あまりにも知らなさすぎたので、自分に行く資格があるのかと思った。それでも、向かっている最中に『(別れの)あいさつはしなければ』という気持ちになって、行った記憶がある」と説明した。
チョン・ダビンさんと親しかったチョン・テウは「『まさか、そんなバカな』という思いが最初によぎった」と、亡くなったことが信じられなかったことを告白した。キム・ジョンファはチョン・ダビンさんのことを思い出しながら涙をこぼす仲間たちを慰めた。