夫で舞台演出家のファン・ミンが飲酒運転により事故を起こしたことをめぐり、女優パク・ヘミ(54)がむせび泣いた。
パク・ヘミは28日、イーデイリーとの電話インタビューで、涙をこらえながらかろうじて口を開いた。パク・ヘミは「亡くなった俳優2人は私が愛する弟子たちだ。これからどうやって生きていったらいいのか分からない。恐ろしく、申し訳なく、胸が張り裂けそう」とした上で「どうやって謝罪すればよいのか、想像もできない」と語った。さらに「とても恐ろしく震えてしまい、まだ現場に行けずにいる」と打ち明けた。
パク・ヘミは「私が死んでおわびしても許していただけるか分からない。警察の捜査はもちろん、葬儀や補償などの問題については、私の全てをかけて誠実に臨む」と話し、再び泣き崩れた。
警察が28日発表したところによると、京畿道九里市の江辺北路(南楊州方向)の土坪インターチェンジ付近で27日午後11時15分ごろ、ファン・ミンが運転する乗用車が路肩に停車中のトラックに突っ込んだという。この事故により、乗用車に乗っていた5人のうち2人が死亡、ファン・ミンを含む3人がけがをし、病院に運ばれた。
事故当時、ファン・ミンの血中アルコール濃度は0.104%で、これは免許取り消しに相当する数値だ。警察によると、同乗者4人は皆俳優だという。警察は、ファン・ミンが飲酒運転による事故を起こしたものとみて、詳しい経緯を調べている。
なお、パク・ヘミは1995年、自分のファンだった8歳年下のファン・ミンと再婚した。