俳優カン・ドンウォンが18日に行われた映画『人狼 JIN-ROH』(キム・ジウン監督)の制作報告会に出席し、6年前に出演オファーを受けていたことを打ち明けた。
キム・ジウン監督が手掛ける『人狼 JIN-ROH』は、日本の同名アニメーションを韓国の状況に合わせて実写化した作品。南北が統一準備5カ年計画を宣布後、反統一武装テロ団体が登場し、世の中が混沌としている2029年、警察組織「特機隊」と情報機関である「公安部」を中心とした絶対権力機関による息詰まる対決の中、オオカミと呼ばれる人間兵器「人狼」の活躍を描く。カン・ドンウォンが主人公を演じた。
キム・ジウン監督は主人公のエリート特機隊員イム・ジュンギョン役を演じたカン・ドンウォンに対し、称賛を惜しまなかった。キム・ジウン監督は「カン・ドンウォンはまさにイム・ジュンギョンそのものだった。特に指示することはなかった。人間とオオカミが合体した人狼の姿を見ることができるだろう」とコメント。
これを受け、カン・ドンウォンは「2012年ごろ、今『人狼 JIN-ROH』の編集をしている方を通じて連絡を受けた。6年かかった」と告白。さらに「人間的な苦悩をビジュアル的に表現しようと努力した。運動もしっかりして、日焼けも初めてしてみた」と打ち明けた。
なお、『人狼 JIN-ROH』は7月25日公開。