スティーブン・ヨン「旭日旗騒動」謝罪文掲載もすぐに削除

スティーブン・ヨン「旭日旗騒動」謝罪文掲載もすぐに削除

韓国人ファン激怒

 ハリウッド映画や人気テレビシリーズ『ウォーキング・デッド』で活躍している韓国系米国人俳優スティーブン・ヨンに「旭日旗騒動」が降ってわいた。

 スティーブン・ヨンは13日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」に、日本の戦犯旗「旭日旗」に関する騒動を起こしたことについて長文の謝罪文を掲載した。

 スティーブン・ヨンは「先日、私の仲間の子どものころの写真に関連、写真の中の象徴的なイメージをきちんと確認できないままミスを犯しました。私の不注意により傷付いた方々に謝罪申し上げます。私も韓国の歴史の惨たんたる瞬間に関するあらゆるメッセージ、イメージを絶対軽くは考えておりません。インターネット上でのミスにより私のあらゆる考えや信念が決めつけられてしまうことに大きな悲しみを感じています」と書いた。

 スティーブン・ヨンのこの謝罪文は、ジョー・リンチ監督が11日、インスタグラムに掲載した写真に「いいね!」をクリックしたことが明らかになったのがきっかけで騒動になり、書かれたものだ。ジョー・リンチ監督はインスタグラムに旭日旗がデザインされたTシャツを着ている少年の写真を掲載しており、関連する記事にスティーブン・ヨンが「いいね!」をクリックしていたという。2人は映画『MAYHEM』で監督と主演俳優として仕事をしている。

 これを見たネットユーザーらがオンライン・コミュニティーやSNSでスティーヴン・ユァンが「いいね!」をクリックした内容を共有・拡散して騒動になった。このため、スティーブン・ヨンは謝罪文を掲載したが、相次ぐネットユーザーからの抗議に負担を感じたのか削除した。さらに13日午前、騒動の元となったジョー・リンチ監督のインスタグラムもページが削除されており、騒動がさらに広がっている状況だ。

 昨年6月公開の出演映画『オクジャ okja』から約1年。今月17日には映画『バーニング』の公開も予定されているスティーブン・ヨンだが、今回の騒動は映画上映にどのような影響を残すのか、注目される。

イ・ギョンホ記者
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