大手芸能プロダクション「JYPエンターテインメント」代表プロデューサー兼歌手のパク・ジニョンと、「キーイースト」の俳優ペ・ヨンジュンがキリスト教福音浸礼会(救援派)の伝道集会に出席していたと報じられたが、双方の所属事務所はノーコメントを貫いている。
これは、ある芸能メディアが2日、「3月21日にパク・ジニョンが救援派として知られるキリスト教福音浸礼会の集会に出席した」と報道したものだ。この集会にはペ・ヨンジュンも出席したとのことだ。
これについてパク・ジニョンが所属するJYPエンターテインメントと、ペ・ヨンジュンが所属するキーイーストはコメントを出していない。両事務所は報道に関して見解をまとめているところだという。
救援派は2014年4月16日に全羅南道珍島近海で沈没した貨客船「セウォル号」をめぐり物議を醸した宗派だ。セウォル号の船会社「清海鎮海運」社員の多くが救援派だったためだ。
パク・ジニョンは14年4月、ゴシップなどを掲載する「証券街情報誌」に「妻が兪炳彦(ユ・ビョンオン)セモ・グループ元会長(セウォル号の実質的オーナーでキリスト教福音浸礼会の元代表、同年死去)の弟の娘であり、救援派信者の資金のうち5億ウォン(約5000万円)が兪炳彦元会長の弟に続き、JYPエンターテインメントにまで流れた」という話が取りざたされたのを受けて、ツイッターに自ら「私の妻は問題となった会社のオーナーと親族であること以外は何の関係もないのに、何を書いてもいい国なのでしょうか?」と強く反発していた。
JYPエンターテインメントは当時、「何の根拠もない会社の違法資金流入説について、当社はたった10ウォン(約1円)でも違法な資金が流入したことはないと明言する」と正式なコメントを発表した。また、「当社は資金の透明性に関していかなる調査も受けていない。デマをでっち上げたり流布したりした者に対しては厳重に法的責任を問う」と強調した。この正式コメントと共に、同事務所は「パク・ジニョンの妻が兪炳彦氏のめいであることは事実だが、パク・ジニョンは無宗教だ」と明らかにしていた。