俳優コン・ユ(37)が「年を取るほど、結婚や育児に対する恐怖が大きくなる」と胸の内を語った。
コン・ユは13日午後、ソウル市三清洞で映画『釜山行き』(ヨン・サンホ監督)のインタビューに臨んだ。
コン・ユは「年を取るほど、結婚に対する恐怖と育児に対する恐怖が出てくる。(結婚を)やってみたことはないが、漠然とそんな恐怖が出てくる」と語った。
さらにコン・ユは「実際に結婚や育児などを経験したら、それらの経験が演技の際に役立つだろうという思いはある。その上で、自分がもし実際に結婚している男性という役で父親の演技をしたとすると、もっと立体的なキャラクターが生まれたのではないだろうかと思った」と語った。
コン・ユは、独身の俳優が父親を演じることに負担はない、と答えた。「この先いつか、自分も父親になるだろう。(父親の演技の方を)先にやるからといって、負担を感じる理由はない。年齢的には既に二児か三児の父親」と語るコン・ユ。
さらにコン・ユは「結婚というものがあまりに難しく、家庭を構えるということがあまりに大変なので、怖くなっているようだ。自分のまわりで結婚した人は、自分より若くてもみんな大人に見える」と笑った。
映画『釜山行き』は、前代未聞の災厄が韓国を覆う中、ソウル駅を出発した釜山行きの列車に身を寄せた人々の、生存を懸けた激しい戦いを描いた災害大作映画。20日から公開される。