ネット上に悪質な書き込み、EXOスホの父が捜査依頼

　人気男性アイドルグループEXOのリーダー、スホ（23）の父で順天郷大学教授のキム・ヨンハ氏（53）が12日「一部インターネットユーザーが書き込みで息子の名誉を毀損した」として、警察庁に捜査を依頼したことが分かった。キム教授は同日、弁護士を選任し、近くソウル中央地検に告訴状を提出する予定だ。

　今回の告訴は、最近ネット上に急速に広まっているキム教授に関連する書き込みを受けてのものだ。複数のコミュニティーサイトには最近、キム教授が「ニューライト（新右翼）」「親日派（日本を支持し、反民族的傾向を持つグループ）」と関係があるという説を取りざたした書き込みが掲載されている。極端なものでは「キム教授は親日派」「その息子スホは親日派の息子」というものもあった。

　キム教授は、自身がかかわる中道保守系市民団体「正しい社会市民会議」はニューライトでないと説明してきた。「正しい社会市民会議」に参加したというだけで親日派と規定されて名誉を毀損された、というのがキム教授の主張だ。

　キム教授はこれまで公務員年金改革論議に積極的に参加してきたため、公務員年金改革に反対する人々が事実と異なる悪意ある書き込みをネット上に組織的に広め、名誉を毀損したと考えているとのことだ。