脱税疑惑が明らかになった女優ソン・ヘギョが正式にコメントし、謝罪した。
ソン・ヘギョ側は19日、プレスリリースを通じて「過去に問題となった部分について、誠実に追徴税と加算税を納付した。税務代理人のミスで起こったことだとしても、納税者として注意を払っていなかったことを謝罪する」とした。
また「2年前の税務調査で請求された追徴税と加算税は全て納付したが、無知に端を発する不正な税務処理について深く反省している。今後、このようなことが二度とないよう、細心の注意を払いたい」と述べた。
税務関係者や監査院によると、ソン・ヘギョは2012年、ソウル地方国税庁の税務調査で、09年から3年間にわたり総合所得税申告時の旅費交通費など計59億5300万ウォン(約6億円)のうち、92.3%に相当する54億9600万ウォン(約5億5300万円)を支出証明書類なしで必要経費として計上・申告していたとして摘発された。
ソウル地方国税庁はこのとき、ソン・ヘギョがこうした計上により09年度総合所得税7億8500万ウォン(約7900万円)、10年年度総合所得税8億1800万ウォン(約8200万円)、11年度総合所得税9億5400万ウォン(約9600万円)の計25億5700万ウォン(約2億5700万円)を過小申告したとしていた。
ソン・ヘギョはソウル地方国税庁の調査結果に基づき、該当金額や加算税などをその後、全て納付した。だが、こうした騒動でソン・ヘギョ主演映画『ドキドキ私の人生』(9月3日公開)のプロモーション活動に支障が出そうだ。