アクション映画『群盗:民乱の時代』(ユン・ジョンビン監督)で4年ぶりにスクリーンに戻ってくることから期待を集めている俳優カン・ドンウォン。劇中、見事なファッションセンスを披露し、観客を魅了する。
特に、両班(ヤンバン=朝鮮王朝時代の貴族階級)なら千篇一律的にシルク素材の服を着ていた従来の時代劇とは異なり、カン・ドンウォンだけが表現できる色が加わり、妙な悲しみを持つ悪役キャラクターと100%のシンクロ率を誇る。
同作のチョ・サンギョン衣装室長は「カン・ドンウォンという俳優に似合うよう、道袍(どうほう=朝鮮王朝時代の男性の礼服)類は一重とし、中に着た衣装の色が見えるようにした。服自体、裏地と表地がすれて裾がなびき、優雅に表現された」と話し、カン・ドンウォンのオーラを際立たせるための努力を打ち明けた。
カン・ドンウォン、ハ・ジョンウの緊張感あふれる対決と民衆の視点で描かれた同作は、7月23日公開予定。