釜山市海雲台区のBIFFビレッジ野外ステージで4日午後、韓日合作映画『無名人』の舞台あいさつが行われ、西島秀俊が同作について感想を語った。
主人公イシガミ役を演じた西島秀俊はまず「アンニョンハセヨ」と韓国語であいさつ。そして「釜山国際映画祭に来たのは2度目だが、いつも温かく迎えてくださり心から感謝している」と語った。
また、西島秀俊は「今まで多くの国の合作映画に出演してきたが、それぞれやり方が違うため、いつも最初は問題が生じる。今回は日本と韓国のスタッフが互いに尊敬を持って、それぞれのやり方を認め、別れるとき涙を流すのを見て感動した。こうした小さなことが積み重なれば、素晴らしい交流ができるのではないかと思う」とコメント。
『無名人』は第18回釜山国際映画祭「韓国映画のきょう-パノラマ部門」に招待された。