インタビュー:イ・スンギ「先輩と家族ドラマで共演したい」

インタビュー:イ・スンギ「先輩と家族ドラマで共演したい」

 イ・スンギが変わった。『九家の書』で「半人半獣」の主人公チェ・ガンチになり切り、涙・怒り・アクション・恋、そして神獣を治める姿など多彩な演技を見せたが、会ってみると輝くような笑顔であいさつしてくれた。

 「死ぬほど大変だったんです」。最終回を迎えた感想を聞くと、イ・スンギはすぐさまそう答えた。「本当に悔いなくベストを尽くしたと思います。どの作品でもベストを尽くしていますが、体力的にもスケジュール的にも分量的にもとてもつらかったけれど、無事に全24話を倒れずに終えられたので本当に良かったって…。それに、頑張った分だけ視聴者の皆さんに評価していただけたようでうれしいです」

 イ・スンギは役作りでダイエットすると同時に体作りをしていたことを告白した。「いっそう細くなったようだ」という言葉に、イ・スンギは「やせたでしょ。日に当たって干からびてしまいました。ホントに。最後はその場に立っているだけでも暑すぎて汗が滝のように流れて…。体力的なこともあって、後半には食事制限をしなくてもやせていきました。実はもともとは太りやすい方なんですが、昨日は夜中の2時にチキンを食べても体重が増えませんでしたね(笑)」

 「戦友に対する愛」とでも言うべきだろうか。撮影がつらかっただけに、イ・スンギは『九家の書』チームを誇りに思っているようだ。「テソ(ユ・ヨンソク)、ゴン(ソン・ジュン)、ボンチュル(チョ・ジェユン)、グァヌン(イ・ソンジェ)、タム・ピョンジュン(チョ・ソンハ)はストーリー上、お互い分かり合えない立場でしょ。でも、『九家の書』が終わってからも人間的なつながりでは持っていこうと言っていました」

チョ・ミョンヒョン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>