愛・人気・演技力の「三兎」を得た癒やし系女優ハン・ヘジン

　純粋で率直なトーク、健康的な魅力で多くのファンに愛されている「癒やし系女優」ハン・ヘジン。

　1981年10月27日生まれのハン・ヘジンは中学3年生のときにEBS（教育放送）の舞台監督にスカウトされてデビュー。その後さまざまな番組に出演して女優を夢見るようになった。

　その美しさは地元でも有名で、高校時代にはアイドルグループFin.K.Lのイ・ジン、女優ソン・ヘギョと共に「恩光女子高校（ソウル市江南区）の美少女トリオ」と呼ばれていた。

　高校卒業直後の2002年、ウォンビンと深田恭子が共演して話題になったMBC韓日合作ドラマ『フレンズ』の脇役で正式デビューした。

　同年に『ロマンス』『I Love ヒョンジョン』『暗行御史パク・ムンス』とMBCのドラマに立て続けに出演、翌03年にはKBSの単発ドラマ『ハン・ヘジンの朗々18才』で初主演を果たした。相手役はイ・ソンギュンだった。

　その後、MBC『１％の奇跡』『私が愛するあなた』、04年にSBS『2004人間市場』、MBC『英雄時代』を経て演技力を磨いていった。

　そしてKBS『あなたは星』でも見事な演技力を発揮、平均視聴率10％以上はなかなか出ないという朝ドラマで20％を超える数字をマーク、世間を驚かせた。

　このように単独で主演を張れる女優として演技力を認められると同時に人気に火が付いたハン・ヘジンは、初の長編ドラマの主人公役で04年のKBS演技大賞女性新人賞を手にする。

　さらに05年には女優として磨き上げてきた演技力の神髄を見せた。