PSY、ビルボード入り後初の韓国公演

「ここまで来られるなんて!」
「4日にソウル市庁前で無料ライブ」

PSY
PSY、ビルボード入り後初の韓国公演

 「私にとってビルボード(チャート)よりも光栄なのは観客(の大歓声)です」

 「ワールドスター」PSY(サイ)は2日、世界最高の権威を誇るポップミュージック・ランキング「ビルボード・チャート」にランクインしてから初めて韓国国内でコンサートを行った。同日夜、ソウル蚕室室内体育館でソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「サイワールド」と共に開催した「PSYと遊ぼう」コンサート。PSYはこの日、独特の情熱的な歌やダンスで3時間にわたり観客約8000人を熱狂させた。

 「ライト・ナウ」で幕を開けたPSYは「この2カ月間、言葉が通じないアメリカで、こうした歓声もなしに歌を歌い、とても寂しかった。これほど(の歓声)なら(人気アイドルグループ)東方神起になったような気がする」と冗談を言い、観客を笑わせた。そしてヒットナンバーの「鳥」「楽園」「芸能人」「おやじ」「チャンピオン」などを相次いで歌った後「大勢の皆さんが『もっと米国で活動すべきでは』と心配してくれるけど、自分としては『ここまで来られるなんて』と思っています」と語った。

 そして、PSYを「ワールドスター」にした「江南スタイル」を歌うと、観客たちは一斉に「馬ダンス」を踊った。PSYは「最近は本当に夢にも見たことがないような毎日を過ごしている。デビュー12年目の歌手がこんなこと言うのは変だが、最近は本当に人気があってすごく幸せだし、ありがたい。今週のビルボードチャートの順位に関係なく、4日夜10時にソウル市庁前で無料ライブをする。順位によっては公約通り上半身裸になるかもしれないね」と言って笑わせた。この日の会場には、AP・AFP・ロイター通信など多くの外信記者が取材に駆け付けた。

金城敏(キム・ソンミン)記者
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