元マネージャー(32)と事実関係で争っていた歌手クラウンJ(32)=本名:キム・ゲフン=の無実がある程度認められた。詐欺の疑いで逮捕・起訴された元マネージャーの主張は偽りだったと明らかになったのだ。元マネージャーには実刑判決が言い渡された。
京畿道議政府地方裁判所の高陽支部(刑事第1単独チョン・ビョンシル判事)は7日にクラウンJの元マネージャーに対し懲役1年の実刑判決を言い渡していたことが10日、分かった。
裁判所は「元マネージャーは意図的にクラウンJから詐取したと認められる。借りた金を返済するなどの努力を何もしていなかった点を見ると罪状は悪質だ」と判決理由を説明した。
元マネージャーは3月26日に議政府拘置所に収監された。検察の捜査によると、元マネージャーは興国貯蓄銀行から2億ウォンの融資を受ける際、クラウンJをだまして保証人にしたという。その後、元マネージャーはこれを返済せず、返済を逃れるためクラウンJを強盗傷害などの罪で告訴した。
だが、今回の判決で「元マネージャーは借金を返済しないで済むよう自分を陥れた」というクラウンJ側の主張がある程度、証明されたことになる。
クラウンJ側は「約2年間も続いたつらい裁判はこれで終わった。少し楽な気持ちで新曲プロモーションビデオ撮影のためにアメリカに向けて出発できる」と語った。