SMエンターテインメントが、東方神起のジェジュン、ユチョン、ジュンスが結成したグループ「JYJ 」の初のワールドワイド・アルバム「The Beginning」に対し、発売禁止を求める仮処分を、8日ソウル中央地裁に申請した。専属契約問題をめぐり、法的争いをしているJYJの活動に待ったをかけたというわけだ。
これにより、JYJのニューアルバム発売に関しては、裁判所が最終決定を下すことになった。ただし、裁判所の判決が出るまでに時間がかかるので、早ければ今月第3週にリリース予定のアルバムは、しばらく正常に発売されるものと見られる。
SM側は、JYJのアルバム発売禁止仮処分申請を行った理由として、JYJの二重契約を問題とした。
SM側は「専属契約に関する本案の判決が出ていない状況で、ジュンス以外の2人がCjeSエンターテインメント(ペク・チャンジュ代表)と二重に専属契約を結んだことは、昨年10月に下された仮処分決定の趣旨にも反する行為」と主張した。
続けて「よってCjeSエンターテインメントを通じて、アルバムをリリースすることは、現在進行中の専属契約の効力に関する本案判決に従い、アルバム流通会社など第3の法的争いが発生する確率が高いので、やむを得ず今回訴訟を申し立てた」とコメント。
これに対し、JYJのアルバム流通を担当するワーナー・ミュージック・コリア側は「JYJ側と相談し、アルバムリリースの日程や、SMの今回の訴訟に対する見解を発表する」と話した。