漫画家カン・プルの人気インターネット漫画『26年』が連載から3年後、『29年』(イ・へヨン監督、青於藍〈チョンオラム〉制作)というタイトルで映画化される。
青於藍は29日、同作品にリュ・スンボム、キム・アジュン、ピョン・ヒボン、チョン・ホジン、チン・グ、ハン・サンジンが出演すると発表した。
漫画が連載されたのは1980年5月(光州民主化運動〈光州事件〉の起こった日)から26年後の2006年だったが、映画が制作され公開されるのは09年のため、タイトルを『26年』から『29年』に変えた。
トップクラスの俳優たちがどんな演技を見せてくれるのかにも期待が集まっている。
リュ・スンボムは男らしく心優しいチンピラのジンベ役を演じる。リュ・スンボムは「20代最後の作品となる『29年』にすべてを懸けたい」と、同作品に対する強い思い入れのほどを語っている。
全国で662万人の観客を動員した『カンナさん大成功です!』のヒロイン、キム・アジュンは冷静な射撃選手ミジンを演じ、これまでとは違うキャラクターで演技の幅を広げる。
チン・グはクールで緻密(ちみつ)に計画を進めるポーカーフェイスの秘書ジュアン役を演じ、ドラマ『イサン』(MBC)で洪国栄(ホン・グギョン)を演じたハン・サンジンは、警察官ジョンヒョク役で映画デビューを果たす。
このほか、映画『いかさま師』でチャックィを演じたチュ・ジンモが事件を企てる会長キム・ガプセ役、演技派俳優のチョン・ホジンが主人公と相対する警護室長のマ・サンリョル役、ベテラン俳優ピョン・ヒボンが29年前の事件の張本人「あの人」を演じる。
映画は今月クランクインする予定だ。