俳優リュ・スンボムは1980年の光州民主化運動(光州事件)の真実を明らかにする映画に体当たりで臨むことになった。
リュ・スンボムは映画『26年』(青於藍〈チョンオラム〉制作)への出演が確定、9月からクランクインする。『26年』はインターネット漫画家カン・プルの同名作品の映画化で、80年に起きた光州民主化運動の犠牲者の子供たちが大人になってから前大統領の暗殺を計画するというストーリーだ。
リュ・スンボムは「光州市民軍」メンバーを父に持つヤクザを演じる。
製作費80億ウォン(約8億6000万円)の『26年』は、『ヨコヅナ マドンナ』(原題:『天下壮士マドンナ』)のイ・ヘヨン監督がメガホンを取る。制作会社では、映画が公開される2009年が光州民主化運動から29年目であることを考慮に入れ、タイトルを『29年』に変えることも検討している。
『26年』のヒロイン役には、現在時代劇を撮影している女優が有力候補に挙がっており、キャスティングが終わり次第、クランクインする。