『グエムル』米国公開確定、リメーク版権の手ごたえ


 タイトルどおり、やはり‘怪物’のようだ。

 『グエムル-漢江の怪物-』に早くもハリウッドからラブコールが届いた。まだ公開前であるにもかかわらずリメーク版の版権をめぐり、オファーが殺到しているのだ。

 米国の有名映画専門誌バラエティは18日付の記事で「米国の多くの大手映画制作会社が『グエムル-漢江の怪物-』のリメーク版権に関心を寄せている。9月に版権契約を結ぶことになるだろう」と報じた。

 そして「今年5月にカンヌ映画祭で多くの注目を浴びた話題作で、マグノリア・ピクチャーズを通じ米国で公開される」と『グエムル-漢江の怪物-』を紹介した後、記事のかなりの部分を割いてポン・ジュノ監督について説明している。

 「ポン・ジュノ監督は『グエムル-漢江の怪物-』で、『オールドボーイ』のパク・チャヌク監督や『春夏秋冬そして春』のキム・ギドク監督に続き、世界のメディアが注目する、韓国を代表する監督となった」と評した。

 今後の活動予定についても詳しく伝えている。「次回作は母子関係を描いた作品で、フランスの有名コミックブック『雪国列車』をその次のプロジェクトに考えている」と紹介した。また「ハリウッドの有名プロデューサーから監督のオファーを受けている」と説明するなど、大きな関心を示している。

 27日に韓国で公開される『グエムル-漢江の怪物-』は怪物を相手に、死闘を繰り広げるある一家を描いた作品。先日行われた試写会でも好評を博し、8月の映画館を占拠すると期待されている。9月には日本でも公開される予定だ。

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