ポン・ジュノ監督の『怪物(韓国タイトル)』の日本公開タイトルが『グエムル』と正式に確定された。また当初から広く知られてきた「漢江の怪物」というサブタイトルも一緒に使用されることになった。
29日、制作会社チャンオラム社は、9月2日から日本で公開される『グエムル-漢江の怪物-』の日本版ポスターを公開した。最も注目される点は、日本での映画タイトルだが、韓国タイトルの『怪物』をそのまま韓国語読みにした『グエムル』というタイトルで公開することにしたという。
一般的に日本で映画が輸入された場合、英文タイトルを使用したり日本文化に合ったタイトルに変えて公開されるのが普通だが、映画『グエムル-漢江の怪物-』の場合は、「グエムル」という1つの固有名詞として認識されることを望んだ映画輸入会社側の意向が反映され、韓国語タイトルがそのまま使用されることになったと制作会社側は説明した。
またサブタイトルとして『漢江の怪物』が一緒に表記されることで、怪物が現れた場所が何とソウルの漢江だったという驚くべき事実を伝える。
ソン・ガンホ、ぺ・ドゥナ、ビョン・ヒボン、パク・ヘイル主演の『グエムル-漢江の怪物-』は2005年3月、シナリオとキャラクターデザインが出来上がった制作初期の段階で、既に日本に470万ドル(320万ドル販売、150万ドル投資)で販売された。日本のメディアは、ポン・ジュノ監督を「韓国の黒澤明監督」と呼んだりもした。
『グエムル-漢江の怪物-』は9月2日、日本全国250カ所(マルチプレックスシアター150カ所、東宝系列100カ所)のスクリーンで公開される。国内公開は7月27日の予定。