【NEWSIS】12日に亡くなった俳優ソン・ジェリムさん(39)が初めて存在感を見せた作品はMBCドラマ『太陽を抱く月』(2012年)だった。
ソン・ジェリムさんはこの作品で主人公の王イ・フォン(キム・スヒョン)を黙々と守る護衛武士ウン役を演じた。セリフはほとんどなかったが、独特の雰囲気を持っていることから注目された。
◆【写真】ソン・ジェリム、感性的&幻想的なムードのグラビア
『太陽を抱く月』の..
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【NEWSIS】12日に亡くなった俳優ソン・ジェリムさん(39)が初めて存在感を見せた作品はMBCドラマ『太陽を抱く月』(2012年)だった。
ソン・ジェリムさんはこの作品で主人公の王イ・フォン(キム・スヒョン)を黙々と守る護衛武士ウン役を演じた。セリフはほとんどなかったが、独特の雰囲気を持っていることから注目された。
◆【写真】ソン・ジェリム、感性的&幻想的なムードのグラビア
『太陽を抱く月』の大ヒット後、『幻想の巨塔』(2013年)、『TWO WEEKS(トゥー・ウィークス)』(2013年)、『感激時代 闘神の誕生』(2014年)などに相次いで出演したソン・ジェリムさんだが、ドラマや映画ではなくリアリティー番組がキャリアのターニングポイントとなった。
MBCのリアリティー番組『私たち結婚しました』で女優キム・ソウンと仮想夫婦として出演すると、これまでの寡黙なイメージを脱し、元気いっぱいのキャラクターが愛された。やせ細っていた『太陽を抱く月』の時に比べてかなり体重を増やし、健康的な体を披露した。バラエティー番組で才能を認められたことから、有名料理研究家ペク・ジョンウォンの番組『お家ごはん ペク先生』(2015年)にも出演した。
ソン・ジェリムさんは出演作品数が多い俳優ではなかったが、毎年1作品には出て、地道に活動していた。最近ではミュージカルに活動範囲を広げていた。昨年は『ワイフ』に、今年7月からは『ベルサイユのばら』に出演中だった。また昨年、所属事務所との契約が満了した後は、どこにも所属せずに活動していた。
ソン・ジェリムさんの写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」のフォロワー数は40万人を超えていたが、今年1月末以降は更新がなかった。このことについて、ソン・ジェリムさん死去の報道後、「精神的につらい時期だったのではないか」という声が一部から上がっている。ソン・ジェリムさんのインスタグラムには「長い旅の始まり」という言葉が最後に残されていた。
ソン・ジェリムさんは12日昼12時30分ごろ、ソウル市内の自宅で死亡しているのが発見された。警察は「他殺など犯罪が疑われる点は確認できていない」と述べた。自宅からは遺書が見つかっている。
祭壇はソウル市永登浦区汝矣島の聖母葬儀場に設けられた。出棺は14日昼12時で、埋葬地はソウル市立昇華院だ。
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ソン・ジョンビン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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