【SportsChosun】巨匠ジェームズ・キャメロン監督が韓国映画市場の重要性をあらためて強調した。
神秘の星パンドラでジェイク・サリーとネイティリが築いた家族が直面する危険、生き残るために神聖な森を追われ、繰り広げられる長い戦い、そして乗り越えなければならない傷に関する物語を描いたSF映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。ソウル市永登浦区汝矣島洞のコンラッド・ソウルで9日午前、『アバタ..
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【SportsChosun】巨匠ジェームズ・キャメロン監督が韓国映画市場の重要性をあらためて強調した。
神秘の星パンドラでジェイク・サリーとネイティリが築いた家族が直面する危険、生き残るために神聖な森を追われ、繰り広げられる長い戦い、そして乗り越えなければならない傷に関する物語を描いたSF映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。ソウル市永登浦区汝矣島洞のコンラッド・ソウルで9日午前、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の記者懇談会が行われた。
地球のエネルギー枯渇問題に直面した人類が資源を手に入れるため、パンドラの先住民ナヴィと戦闘を繰り広げるというストーリーを描いた『アバター』は2009年12月17日に公開され、韓国だけで観客動員数1362万4328人を記録し、外国映画で歴代興行成績3位に入ったのはもちろん、世界で興行収入28億9734万ドル(約4250億円)を達成し、13年にわたり世界で歴代最高の興行収入記録を守っている、まさに世界最高のヒット作だ。
記者懇談会でジェームズ・キャメロン監督は「韓国に来ることができてうれしい。映画について話ができる場なので一段とうれしいし、多くの関心ありがたく思う」と口を開いた。
さらに、13年ぶりの新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に環境問題に関するメッセージを存分に込めている理由も格別だった。ジェームズ・キャメロン監督は「シリーズを通じて伝えたいメッセージは一つだ。何の理由もなく海や環境を破壊し、自然を奪い取る人間の姿を見せたい。実際に海が好きで、人類に与えてくれる意味も知っている。われわれ皆が感じる部分でもある。地球の源でもある。直感的にいくら忘れようとしても、海洋のたくさんの生物たちが絶滅の危機に直面している」とした上で「われわれの映画にはまず冒険、次に家族の物語が込められている。一度で終わるのではなく、ずっと残像が残り、何かを感じさせてくれるようだ。教えるというよりは、何かを感じさせる映画だ。海についてあらためて考える機会になるだろう」とコメントした。
さらに、ジェームズ・キャメロン監督は「韓国市場はわたしにとって本当に重要で、『アバター』が韓国の観客から本当に多くの関心と愛をいただいたことを知っている。それが『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を世界に先駆けて公開する理由でもある。世界の映画業界の標準が韓国市場だ。そんな韓国の観客にわれわれの映画を楽しんでもらいたい」と強調した。
なお、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は14日、世界に先駆けて韓国で公開される。
チョ・ジヨン記者
スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版
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