【ロサンゼルス聯合ニュース】米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル作品で、世界的な大ヒットとなっている韓国ドラマ「イカゲーム」の主演俳優、イ・ジョンジェが米紙ニューヨーク・タイムズとインタビューを行った。
同紙は18日(現地時間)にイ・ジョンジェとのインタビューをホームページに掲載した。
「イカゲーム」は456億ウォン(約43億円)の賞金をかけたサバイバルゲームを描いた。
同紙..
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【ロサンゼルス聯合ニュース】米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル作品で、世界的な大ヒットとなっている韓国ドラマ「イカゲーム」の主演俳優、イ・ジョンジェが米紙ニューヨーク・タイムズとインタビューを行った。
同紙は18日(現地時間)にイ・ジョンジェとのインタビューをホームページに掲載した。
「イカゲーム」は456億ウォン(約43億円)の賞金をかけたサバイバルゲームを描いた。
同紙は、熱心なファンはドラマに登場するジャージを着たりタルゴナ(カルメ焼き)を作ったり、ひいては韓国語まで習ったりするが、「イカゲーム」をこき下ろす人々は暴力性やストーリーに隙がある点を指摘していると伝えた。
イ・ジョンジェは、一部の批評家が「イカゲーム」の暴力性や曖昧なメッセージを批判していることに関する質問に対し、ドラマをもう一度見て判断してもらいたいと答えた。同ドラマに対する相反する反応があることに理解を示したうえで、「少しつまらないと感じた視聴者にはもう一度見ることをおすすめしたい」と述べた。
続けて、「韓国人は利他的な考え方を持っており、友人が非常に大切で重要だと考える。『イカゲーム』は利他主義というテーマを(劇中の)サバイバルゲームと関連付けたと思う」と話した。
「イカゲーム」はサバイバルゲームではなく人に関する物語だと強調。「われわれは『イカゲーム』を見ながら自分自身に質問を投げかける。それは『人間として絶対に失ってはならないものを忘れていたのではないか』『助けを必要としている人がいたが気付かなかったのではないか』という質問だ」と語った。
また、「『イカゲーム』が韓国のドラマや映画の知名度を高める役割をうまく果たしたので、ほかの韓国コンテンツもより多くの視聴者を確保することを望む」と期待も込めた。
聯合ニュース
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