【ソウル聯合ニュース】韓国の男性グループ、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)が16日、10枚目のフルアルバム「The Renaissance」(ザ・ルネサンス)をリリースした。
発売にあたって開いたオンライン記者会見で、リーダーのイトゥクは同アルバムについて、ファーストアルバムと一脈通じるところがあるとし、「SUPER JUNIORの原点であり、再復興(ルネサンス)だ」と紹介。同アルバム..
続き読む
【ソウル聯合ニュース】韓国の男性グループ、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)が16日、10枚目のフルアルバム「The Renaissance」(ザ・ルネサンス)をリリースした。
発売にあたって開いたオンライン記者会見で、リーダーのイトゥクは同アルバムについて、ファーストアルバムと一脈通じるところがあるとし、「SUPER JUNIORの原点であり、再復興(ルネサンス)だ」と紹介。同アルバムを新たな復興期への転換点にしたいと思いを語った。
それだけに、アルバム全般にSUPER JUNIORらしさを詰め込んだ。
ディスコポップジャンルのタイトル曲「House Party」をはじめ、「SUPER」「Burn The Floor」など収録曲は全10曲。中でも、「House Party」はSUPER JUNIORならではのコミカルで軽快なサウンドとパフォーマンスが際立つ。メンバーも、この曲が「一番SUPER JUNIORらしい曲」(ウニョク)だと話す。
新型コロナウイルスが流行する中、同曲は「新たなルールに合わせてお互いを守るクールなマナー」などとストレートな歌詞でコロナの時代相を歌う。
イトゥクは「ポップソングではその時代やメッセージを表現することが大切だと思う。メッセージが重く感じられないよう、にぎやかに、軽快に歌った」と紹介した。ヒチョルは「次の世代が『House Party』を聴いて『コロナって何?』と言う日が早く来ればいい」と思いを語った。
同曲は「SORRY,SORRY」「Mr.Simple」「Bonamana」などSUPER JUNIORの初期のヒット曲を手掛けた作曲家のユ・ヨンジン氏が単独で作詞し、作曲にも加わった。所属事務所SMエンタテインメントの李秀満(イ・スマン)代表プロデューサーも、より洗練された曲になるようアドバイスしたという。
アルバムはデビュー15周年を記念して昨年11月に発売予定だったが、延期を繰り返した末、この日ようやくリリースとなった。その理由がまさに「House Party」の編曲作業を繰り返したためだった。それだけ多くの人が熱を入れて曲を完成させた。
デビュー15周年記念のアルバムとなるだけに、メンバーたちは準備の過程で自らの歩みを振り返ることになった。
SUPER JUNIORは2005年にデビューし、韓国だけでなくアジア、欧州、南米にまでファンを広げて第2の韓流ブームを巻き起こした。大規模なワールドツアーを展開し、最近でもオンラインコンサートで世界約12万3000人の視聴者を集めるなど健在ぶりを誇示した。
ウニョクは、12年の仏パリでのコンサートが最も記憶に残っているという。「当時はK―POPがアジアに限られた文化だという認識が強かったが、パリの単独公演はK―POPが欧州にも道を広げていく契機になった」と顔をほころばせた。
SUPER JUNIORはこの日午後にカムバックステージを行う。デビューしたての頃のような姿をファンに見せるため、06年にリリースした「U」のステージも再現するという。
今後もグループ、ユニット、ソロでの活動を続けていく予定だ。ドンへとウニョクによるユニット、SUPER JUNIOR-D&Eはフルアルバム、イェソンはソロアルバムのリリースを予定しているという。ドンヘは「これからもSUPER JUNIORという名前でファンと大衆(の記憶)に残りたい」と意欲を新たにした。
聯合ニュース
Copyright (c) Chosunonline.com