【NEWSIS】ポン・ジュノ監督が「私たちは以前の世の中に戻ることはできない、と多くの人が言っているが、それは言い過ぎだ。コロナ19は消え、映画は戻って来るだろう」と語った。
ポン・ジュノ監督は27日(現地時間)、スペインメディア「エル・ムンド」の動画インタビューに臨み、「時折、自分がどれほど楽観的なのか驚くときがある。コロナは間もなく一歩退くだろうと確信している」としてこのように語った。
◆【写..
続き読む
【NEWSIS】ポン・ジュノ監督が「私たちは以前の世の中に戻ることはできない、と多くの人が言っているが、それは言い過ぎだ。コロナ19は消え、映画は戻って来るだろう」と語った。
ポン・ジュノ監督は27日(現地時間)、スペインメディア「エル・ムンド」の動画インタビューに臨み、「時折、自分がどれほど楽観的なのか驚くときがある。コロナは間もなく一歩退くだろうと確信している」としてこのように語った。
◆【写真】アカデミー4冠『パラサイト』キャストら記者会見
またポン・ジュノ監督は、2003年に手掛けた『殺人の追憶』のモチーフになった長期未解決事件「華城連続殺人事件」の真犯人がイ・チュンジェ受刑者であると昨年特定されたことに関して「新聞で彼の顔を見たとき、とても奇妙な感じだった」と振り返った。ポン監督は、1986年から91年にかけて京畿道華城一帯で次々と発生した殺人事件を映画化するに当たり、事件に関連があるさまざまな人と会ったが、尋ねたいことが一番多かった犯人にはインタビューできなかったので、こんな気持ちになった-と説明した。
ポン・ジュノ監督は、自分の実際の性格について「恥ずかしがりやで優柔不断」と答えた。その上で「何をどのようにやるべきか、選択するのは容易でないが、自分が持っているこうした永久的な難題が自分の映画の中にも投影されているのではないかと思う」と語った。
ポン・ジュノ監督は、今年最も印象に残った場面として、米国カリフォルニアと豪州で発生した大規模な火災を挙げ、「『自然が人類に報復することは可能か』という考えを持ってしまうほどで、火の手が全てを飲み込む場面を見ているだけで恐怖に震える」と説明した。
キム・ジウン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com