ソウル市内の新羅ホテルが、今秋新たに登場した「メロン西米露かき氷」により、四季のかき氷体制を完成した。
新羅ホテルのラウンジ&バー「ザ・ライブラリー」は9月10日から「メロン西米露かき氷」を提供している。中国料理店「八仙」で提供してきた定番のデザート「メロンと柿の西米露」をベースにかき氷として再解釈したもので、顧客たちから「単品メニューで食べたい」という要望が多く、秋の限定商品として登場した。「..
続き読む
ソウル市内の新羅ホテルが、今秋新たに登場した「メロン西米露かき氷」により、四季のかき氷体制を完成した。
新羅ホテルのラウンジ&バー「ザ・ライブラリー」は9月10日から「メロン西米露かき氷」を提供している。中国料理店「八仙」で提供してきた定番のデザート「メロンと柿の西米露」をベースにかき氷として再解釈したもので、顧客たちから「単品メニューで食べたい」という要望が多く、秋の限定商品として登場した。「メロン西米露かき氷」の価格は4万8000ウォン(約4800円)=税金含む=。
特に、新羅ホテルは今回「メロン西米露かき氷」を発売したことにより、四季を通じていつでもかき氷を食べられる体制を整えた。春シーズンの「ハチの巣かき氷」から始まり、夏には「アップルマンゴーかき氷」、秋には「メロン西米露かき氷」、冬には「イチゴかき氷」が提供され、一年中目と口を満足させることができるかき氷を味わえるようになった。
夏に大人気を集めた「アップルマンゴーかき氷」以降、初めてお目見えした秋のかき氷「メロン西米露かき氷」の人気がすごい。新羅ホテルでは、「済州産アップルマンゴーかき氷」と「イチゴかき氷」で得た顧客の信頼と「写真を撮る楽しみ」を呼び起こすかき氷のビジュアルが「メロン西米露かき氷」の人気を引っ張っているとみている。現在は「メロン西米露かき氷」の人気を受け、販売延長とともに秋のかき氷として定番化させることを推進しているという。
「露のような西の米」という意味の中国伝統のデザート「西米露」は、ヤシ科の植物のでんぷんで作られた粒状のもの。新羅ホテルは「メロン西米露かき氷」に使う熟柿に西米露を混ぜ、ソフトながら弾けるような食感を生かした。
新羅ホテルは「メロン西米露かき氷」も、これまで提供してきたかき氷と同じく、最高の品質と国産食材にこだわっている。「メロン西米露かき氷」は糖度が高く質のよい国産メロンと熟柿だけを厳選しているため、一日に提供できる量が30-60個に制限される。高糖度・高品質の国産メロンと熟柿がマッチし、シャキシャキしていながらソフトな食感を実現。メロンを半分に切ってかき氷の器として活用し、朱色の熟柿を加えることにより、見た目に特色があり、写真を撮りたくなる。
また、「メロン西米露かき氷」にはメロンと熟柿のほか国産あんこ、黒糖タピオカ、バニラアイスクリームも添えられ、さまざまな組み合わせで味を楽しめる。牛乳で作った氷は口の中でそっと溶け、メロンの甘い果汁と調和をなし、風味が感じられる。
新羅ホテルの関係者は「八仙のメニュー『メロンと柿の西米露』を再解釈市開発した『メロン西米露かき氷』がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で広まり、期待以上の成果を挙げている。販売延長や秋のかき氷の定番化などを検討している」と語った。
ソ・ミヨン記者
dizzo/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com