薬物乱用疑惑が持ち上がっているiKONメンバーのB.I(本名:キム・ハンビン、22)をめぐって、「3年前に関連容疑で捜査線上に浮かんでいたのに、当時警察と所属事務所YGエンターテインメントの間に癒着があり、事件がもみ消された」という趣旨の公益通報が国民権益委員会(権益委)に届いた。
権益委がこの公益通報の信ぴょう性を認めた場合、YGと警察に対する調査が行われるものと予想される。
NEWSISの取..
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薬物乱用疑惑が持ち上がっているiKONメンバーのB.I(本名:キム・ハンビン、22)をめぐって、「3年前に関連容疑で捜査線上に浮かんでいたのに、当時警察と所属事務所YGエンターテインメントの間に癒着があり、事件がもみ消された」という趣旨の公益通報が国民権益委員会(権益委)に届いた。
権益委がこの公益通報の信ぴょう性を認めた場合、YGと警察に対する調査が行われるものと予想される。
NEWSISの取材によると、2016年8月に薬物乱用の容疑で警察の取り調べを受けたA氏が、こうした内容の非実名公益通報書を今月4日に権益委へ提出した。A氏は当時、B.Iなどに薬物を提供した容疑を持たれていた人物。この通報は、クラブ「BURNING SUN」関連の疑惑を公益通報したことでよく知られるパン・ジョンヒョン弁護士が代理で行った。
パン弁護士が権益委に提出した資料には、B.Iの薬物、3年前にA氏が警察の取り調べを受けた時のYGの介入、これに伴う警察・YG間の癒着疑惑に関して、これまでメディアに公開されてこなかった新たな状況資料も相当含まれていることが分かった。
同事件の事情に詳しい関係者は「『BURNING SUN』捜査の際に警察癒着疑惑がきちんと解決されなかったのを見て、A氏が自分も(薬物で)処罰される危険や身辺の危険を敢えて冒し、3年を経て非実名代理通報をするに至ったと理解している」と伝えた。
権益委はタスクフォース(TF、特別作業チーム)を立ち上げて通報の内容を検討した後、疑惑の信ぴょう性が高いと判断されれば、事件を警察や検察に送る方針だといわれている。
状況次第では、今回のB.Iの薬物疑惑に関してYGのヤン・ヒョンソク代表がA氏と会い、供述を翻すよう自ら求めた疑惑を含め、YGに対する直接捜査が行われる可能性も持ち上がっている。
コ・ガへ記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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