歌手のシン・ヘチョルさんが医療事故で死亡したとされる問題をめぐり、手術を執刀した医師に実刑判決が下された。
大法院(最高裁に相当)は11日午前10時、業務上過失致死罪で起訴されたS病院の元院長Kに対する上告審で、訴えを退け、懲役1年を言い渡した原審の判決を確定した。
K医師は2014年、故シン・ヘチョルさんに胃腸管癒着剥離手術を施した際、小腸・心嚢に穴を開けて腹膜炎および敗血症を誘発させた過失..
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歌手のシン・ヘチョルさんが医療事故で死亡したとされる問題をめぐり、手術を執刀した医師に実刑判決が下された。
大法院(最高裁に相当)は11日午前10時、業務上過失致死罪で起訴されたS病院の元院長Kに対する上告審で、訴えを退け、懲役1年を言い渡した原審の判決を確定した。
K医師は2014年、故シン・ヘチョルさんに胃腸管癒着剥離手術を施した際、小腸・心嚢に穴を開けて腹膜炎および敗血症を誘発させた過失致死の罪で在宅起訴された。
K医師による治療を受けたシン・ヘチョルさんは2014年10月17日、S病院で腸の狭窄症の手術を受けたが、その後も入退院を繰り返した末、病室で心停止に陥り、緊急手術の甲斐なく意識を回復しないまま、低酸素虚血性脳損傷によりこの世を去った。
その後、この事件を担当したソウル東部地裁は2016年11月の一審判決で、K医師に対し禁固10月、執行猶予2年を言い渡した。これを受け、検察は控訴状を提出し、二審でK医師の過失致死罪、医療法違反、秘密漏えいの疑いなどを追及した。
二審では一審と異なり「被告人の業務上過失により被害者が死亡に至った」とし、懲役1年の実刑が言い渡されていた。
イ・ジョンホ記者
STARNEWS/朝鮮日報日本語版
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