俳優の故キム・ジュヒョクの遺作『興夫』が、旧正月(今年は2月16日)の連休に公開されることが確定した。
映画投資・配給会社ロッテ・エンターテインメントによると、『興夫』(チョ・グンヒョン監督)は今年2月に公開される。昨年10月に世を去ったキム・ジュヒョクの遺作といわれる映画だ。
映画『興夫』は、韓国人なら誰もが知っている古典小説『興夫伝』を新たな視点と設定で再解釈した作品。風刺と諧謔、勧善懲悪..
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俳優の故キム・ジュヒョクの遺作『興夫』が、旧正月(今年は2月16日)の連休に公開されることが確定した。
映画投資・配給会社ロッテ・エンターテインメントによると、『興夫』(チョ・グンヒョン監督)は今年2月に公開される。昨年10月に世を去ったキム・ジュヒョクの遺作といわれる映画だ。
映画『興夫』は、韓国人なら誰もが知っている古典小説『興夫伝』を新たな視点と設定で再解釈した作品。風刺と諧謔、勧善懲悪のストーリーで時代を越えて現在まで受け継がれている『興夫伝』は、作家が誰なのかまだ分かっていない。この映画は、まさにこの作家未詳の小説『興夫伝』を書いた人物こそ興夫だという設定でアプローチしている。朝鮮最高の天才作家・興夫(チョンウ)が、全く異なる二人のきょうだい、チョ・ヒョク(キム・ジュヒョク)とチョ・ハンリ(チョン・ジニョン)を通してインスピレーションを感じ、誕生させた作品こそが『興夫伝』というのだ。
『興夫』は、筆一本で朝鮮全土を揺るがす天才作家・興夫が、人より劣った二人のきょうだいからインスピレーションを得て世間を揺さぶる小説『興夫伝』を執筆することになる中で展開する物語を描き、来月観客に披露される。
パク・ミエ記者
edaily/朝鮮日報日本語版
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